宮城県石巻市シアターキネマティカにて開催。東京で活動する中村が、日本のまだ知らない生活、文化、町へ、演劇という文化を持って入り込んでいき、出会いを作品の血肉にして変化させながら上演する演劇企画。食えなくても嫌われても書くことをやめず、詩や小説の中に「自分がめぐりあった様々」を表し続けた文豪「林芙美子」。上演作品はそんな芙美子の代表作「放浪記」の時代にとどまらず、ほぼ彼女の一生が描かれる。食べる、稼ぐ、愛するなどの人の営みと、大震災や大戦の日本なかで自分の言葉、自分自身を獲得していくことができるのか。ひとり芝居でありながら大勢の人物が登場し時間空間を駆け巡る。70分一人の超大作。
【開催日時】
2023年11月5日(日)
13:00開演(12:40開場)
※上演時間 約70分
【会場】
シアターキネマティカ(宮城県石巻市中央1−3-12)
【料金】(当日・前売り共)
大人 1,500円
18歳以下 500円
【ご予約・お問い合わせ】
ご予約の際は件名に「石巻予約」とご明記ください。
本文に、お名前、枚数、券種をお書きください。
・その他情報はこちらからもどうぞ
中村真季子ひとり芝居 マキコのキ Facebookページ
・出演 中村真季子
【中村 真季子 なかむら まきこ】
東京の俳優。小学校学芸会のオーディションでセリフを言った瞬間に「これで生きていく」と決意。10代で劇団を立ち上げ。100本以上の舞台、パフォーマンスに出演。
・スタッフ・協力
企画・制作・出演 中村真季子
脚本 角ひろみ(林芙美子「放浪記」他著作より翻案)
演出 平林亜季子(ピンズ・ログ)
写真撮影(広報) 新井春衣
写真撮影(稽古場) おおたこうじ
チラシ製作 印田彩希子
広報アドバイザー 中條マキコ
衣装協力 島共
協力 おおつちバラエティーショー alltamura.tv
【中村真季子ひとり芝居 マキコのキ】
東京で活動する中村が、日本のまだ知らない生活、文化、町へ、演劇という文化を持って入り込んでいき、出会いを作品の血肉にして変化させながら上演する演劇企画。
2018年、11年に起きた地震からの津波で大きな被害のあった岩手県・大槌町の仮設住宅に三か月住み込み、町民による町民のための演劇制作に参加。その際、本番を見に来ることができなかった人の事が気にかかる。劇場に足を運ぶことができなかったり、忙しかったり、孤独であったり。そのような人と演劇を通じてやり取りをするにはどうすればいいのか、と考え始めたのが企画の始まり。演劇と縁なく生活する人に見てもらい、楽しんでもらいたい。演劇は、フィクションの世界で生の人間を感じ、観客は安全に自分の自由な感性で既知や未知の世界を体験していくことができるものだと考える。
「やってほしい」と言われたら何時間か後にはふっと上演できる、そんな強度のある作品を目指す。これまで岩手、福島、東京、広島にて上演。
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